社科研セミナーは、「社会と科学」をめぐる対話の場です。
第2回は、ゲストスピーカーに永野 克将 氏を迎え、社会と科学について議論を行います。
日時 2026年8月28日(金)15:30-17:00
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Guest speaker: 永野 克将 氏 博士(農学)、博士(経営学)
株式会社三菱総合研究所 創薬・健康エコシステム本部 医療・医薬イノベーショングループ
[研究と社会の接点 -よい研究を社会に届けるために必要な視点-]
優れた研究成果が、必ずしも社会で活用されるとは限りません。論文としての新規性や科学的な有効性に加え、企業、医療現場、行政など、それぞれの立場で異なる評価軸や意思決定の仕組みを理解する必要があります。
本セミナーでは、創薬研究、臨床開発、メディカル業務、政策・調査に携わってきた経験をもとに、研究成果が社会に届くまでに生じる「翻訳ギャップ」について考えます。
創薬シーズが途中で止まる理由や、医療技術の普及を左右する要因を取り上げながら、研究の社会的価値を言語化し、必要なデータや実装環境、連携先を構想するための視点を紹介します。研究と社会をつなぐために、研究者はどのような問いを持つべきか。社会実装を個人の努力だけではなく、制度や組織、慣行を含む構造として捉え、研究の可能性を社会的価値へと展開する道筋を考えます。

