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日米AI連携 枠組み固め公式始動へ

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昨年4月にアメリカの首都ワシントンD.C.で、基本合意を得た日米AIパートナーシップ。
日米当事者間の具体的な内容の詰めも進み、いよいよ本格始動の宣言を行うことになります。
4月23日(水)に東京で本格始動を宣言するセレモニーが開かれ、本学からは永田学長が、
パートナーシップの意義を語ります。

正式なパートナーシップを内外に示すセレモニーは、筑波大学東京キャンパス(文京区)で行われます。
ワシントン大学、NVIDIA、Amazonからの代表に加えて、日本政府などからの参加も仰ぎ、日米が連携
して、人工知能(AI)分野で新たな挑戦をする今日的な意義を表明することにしています。

【日米AIパートナーシップ キックオフセレモニー】
〔日 時〕 令和7年4月23日(水)13:00開場
〔場 所〕 筑波大学 東京キャンパス文京校舎(東京都文京区大塚3-29-1)
〔プログラム〕 14:00 記念式典(学長挨拶、来賓挨拶、事業概要説明)
15:00 記念講演(ワシントン大学、NVIDIA、Amazon)
16:00 ネットワーキング(事業関係者および企業関係者)

筑波大学ではこれまで、いくつかのテーマを設定して学内から提案を募っていました。「効率的なAI」、「信頼できるAI」に加えてロボット、気候変動、ヘルスケア・高齢社会などの分野で、AIを活用した課題解決を目指すものです。今後は、様々な「リサーチプロジェクト」が同時並行的に進められていきます。
一方で、学生交流やアントレプレナー教育、チュートリアルを含めた「コミュニティプロジェクト」や人的交流も進められていくことになります。

筑波大学でこのパートナーシップを先導する櫻井鉄也教授(人工知能科学センター長)は、正式なスタートにあたって次のように語っています。

ワシントンD.C.での調印式からおよそ1年かけて準備を進めてきましたが、これからまさに研究プ
ロジェクトがスタートしていきます。
日米で連携してAIの研究拠点を目指していきます。AIが社会のインフラとなり、当たり前のように使
われる社会が迫っているとされています。AI分野で今までにない新しい発想を大学から発出すべく
研究に励んでいきます。

筑波大学では、かねてよりAI教育研究拠点(ハブ)の設置も進めています(2026年竣工予定)。AI研究の包括的な拠点として、ますます拡大していくことを目指していきます。

筑波大学研究推進部研究企画課

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