Jihatsu Research Unit 自発研究ユニット

自発研究ユニット フェロー
秋山 慎太郎
医学医療系 講師
筑波大学附属病院IBDセンター 副部長
理工医の知を結び、
難病予防に挑む
炎症性腸疾患(IBD: Inflammatory Bowel Disease)は、若年層に多くみられる指定難病で、腸に慢性的な炎症を引き起こします。全国の患者数は40万人に達すると推定されており、社会的にも重要な課題となっています。IBD専門医として国内外で診療と研究に携わる中で、私は「発症を未然に防ぐ」予防医学の必要性を強く実感するようになりました。
本研究では、腸内環境と発症リスクの関連に注目し、IBDの予防に貢献する新たな知見の創出を目指します。理学・工学・医学の学際的な視点を生かし、臨床と基礎をつなぐ研究を推進していきたいと考えています。そして、IBDに悩む人々が将来に希望を持てる医療の実現に貢献することを目指しています。

研究分野 | 炎症性腸疾患(IBD)、消化器内科学 |
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研究課題 | IBD予防を実現する健常腸維持メカニズムの解明 |
キーワード | 潰瘍性大腸炎、クローン病、マイクロバイオーム、データサイエンス |
認定開始年度 | 2025年度 |
認定終了年度 | 2029年度 |
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